運航
2016/01/04

今年こそが正念場

運航本部
JGAS AVIATION BLOG

新年、あけましておめでとうございます。皆さま、良いお年をお迎えのことでしょう。新年早々、当ブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます。運航本部長の山口です。

昨年は大変な年でした。今年も間違いなく大変な年になります。正念場を迎えると言っても過言ではありません。昨年は組織の立ち上げに明け暮れた一年でしたが、今年はこの組織を動かしながら、同時に理想のかたちに鍛え上げる必要があるからです。

4月には民間航空操縦士訓練学校、第1期生の自家用操縦士技能証明(ライセンス)の実地試験が予定されています。訓練生は、これに合格しないと次の訓練課程に進むことができません。訓練生はもちろん、教官も緊張する重要な局面を迎えます。

2号機(JA02TC)の導入も控えています。今度の機体はシーラス式SR22型。SR20型機よりもパワフルで、より効率的な計器飛行訓練ができるものと期待していますが、事業機ですから関連規程類(飛行機運用規程など)の追加作成、航空機使用事業の事業変更を行う必要があります。今年も、国土交通省航空局との調整が続きます。

10月には民間航空操縦士訓練学校第2期生の入校が予定されています。募集のための各種業務はもちろん、事前に実科教官を増員しなくてはなりません。操縦教官任用訓練を第1期生の訓練の合間を縫って実施するのは至難の業です。緻密なスケジュール立案が求められます。

日常の安全運航を維持しつつ、このように山積する課題を乗り切らねばなりません。

昨年末(前回)のブログで書いたとおり、私は今年の年末の自分を想像して今の自分のやるべきことを考えますが、相当困難な道のりだと感じています。仲間と共に一歩ずつ前進していきたいと、それしか方法はないのだと、そう思っています。

株式会社Japan General Aviation Serviceは、攻めの姿勢で新たな施策を次々と打ち出す予定です。本年も、宜しくお願い申し上げます。