航空機
2017/03/20

テクナムP2006T、200機デリバリー達成

航空機事業部
JGAS AVIATION BLOG

2017年3月10日(現地時間)、テクナム社は、同社がデリバリーした小型双発機「P2006T」が200機に達したことを発表しました。

記念すべき200機目のP2006Tは、ポーランドの大手フライトスクール「バルトリーニ・エア」に納入されました。

P2006Tは四人乗りの高翼双発機です。軽量で力学的に優れた機体は、燃料消費量を単発機並み(左右のエンジンを合わせて約10gal/h)に抑えることができます。

様々な改造を加えられるのも特徴のひとつで、諸外国では航空測量機やパトロール機としても活躍の場を広げています。

また、P2006Tは米航空宇宙局(NASA)の次世代電気飛行機開発プログラムの実験機にも選定されています。(詳しくはこちら

200機目のデリバリーに際し、テクナム社CEOのPaolo Pascale氏は、次のように述べています。

“P2006Tの成功の鍵は、低運用コストと低所有コスト、革新的なデザイン、そしてイタリアン・スタイルによって、お客様に無類の価値を提供するという当社のコミットメントでした。成功要素のひとつは、環境に配慮した運用を可能にする、低燃費かつ低騒音のエンジン「ロータックス912S3」の採用でしょう。”

日本では、テクナム社の代理店である弊社Japan General Aviation Serviceが、型式証明取得の手続きを進めている最中です。

まもなく日本に輸入される第一号機は、弊社の鹿児島フライトトレーニングセンターの訓練機として使用される予定です。

TECNAM

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