運航
2018/04/23

就活!(既に応募チケットを手に入れた方へ)

運航本部
JGAS AVIATION BLOG

本日も運航ブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。JGAS鹿児島フライトトレーニングセンター 運航本部長の山口です。

前回のブログ(号外)では、民間航空操縦士訓練学校第1期生の卒業についてお知らせしました。そして、今回は就活のお話しをします。今回の内容は、民間航空操縦士訓練学校の卒業生だけではなく、ご自分で(海外等で)ライセンスを取得された方にとっても、お役に立つ内容かもしれません。

的を射た受け応えと正しい表現は難しい

JGAS鹿児島フライトトレーニングセンターでは、就活支援プログラムと呼ぶ「就活のための特別なトレーニング」を提供しています。このプログラムは、応募書類の添削や模擬面接等を組み合わせたもの。詳しくはこちらをご覧下さい。

この就活支援プログラムは、民間航空操縦士訓練学校の卒業生には無償で提供していますが、先日も卒業生に対して模擬面接を実施したところ… まぁ、ボロボロ。

もちろん、質問に対する回答の「内容」については、常日頃「プロ・パイロットとは何ぞや」を厳しく指導してきましたから問題ありません。ボロボロだったのは「質問への簡潔かつ明瞭な回答」ができていない(過剰な説明で回答が長くなる、語尾が曖昧、聞かれていないことまで答える)あるいは「面接担当者に好印象を与える表情」が解っていない(目線が泳ぐ、そわそわして落ち着きが感じられない)など、面接を受ける上でのテクニックです。たとえ、どんなに想いが強くても、また、プロ・パイロットに対する正しい意識があっても、それらを正しく伝えられなければ回答にはなりません。

面接とは、自分(の理解、想い)を表現する場ではあるのですが、一方的に想いのたけを伝えようとすると上滑りになる。短い時間だけれど、面接担当者との間に良好な関係を構築し、互いが気持ちよく言葉のキャッチボールができるようになれるかが問われるのです。初めて組むキャプテンとの関係と同じように。

それには、やっぱりトレーニングが必要です。鏡に映った自分の顔をみながら想定問答を繰り返す、誰か身近な人(家族や同僚、友人など)に面接担当役を演じてもらい、自分がどのように映っているかを教えてもらう、などの練習が必要です。

人は中身で勝負! は真理かもしれませんが、一方で、人は見た目が9割! も事実。どんなに素晴らしい人間であっても、それをたとえ初めてお会いする人であっても正しく伝えられなければ解っては貰えない、意味がない。自分の中身は大切ですが、外見(テクニック)も重要なのです。

パイロットへの夢だけを語るお子ちゃまが多すぎる

民間航空操縦士訓練学校の訓練生には、プロとして飛ぶことの意味を常々考えさせていますし、原点かも知れないけれど「パイロットになることが夢でした、は捨てなさい」とも話しています。

質問:貴方は、なぜパイロットを目指そうとしたのですか?

回答:パイロットになることが子供の頃からの憧れでした(を、繰り返し熱く語る)

以前、海外でライセンスを取得された方に提供した模擬面接でのひとこまです。いやはや、なんとも無邪気ですね。もちろん、本人は素直に表現したのでしょうし、熱い想いを語ればそれでいい、そう思っていたのかもしれません。でも真に大人なら、プロ・パイロットという職業の役割・意味を理解した上で、そのような存在に自分もなりたいと思ったから、会社や社会に貢献したいから、など「社会(もちろん応募した会社)に対する自分の在り方」の観点から、少し引いた視点で語ることもできるはず。

もちろん「夢」というキーワードは使ってもいい。「好き」も同様。でも、その程度の理由だけでプロ・パイロットを目指すのはおこがましい。面接でこのような回答をすれば、まず間違いなく、プロになる資格なし、と判断されます。

プロ・パイロットという仕事は、外見では華やかなように映るけれど、実際はとても大変。夢だとか、憧れだとか、好きだから、なれるもんじゃない。それを超えた強い動機付け、職業意識、意欲を表現できなければ、大人の社会人とは認められません。

貴方は、なぜパイロットになろうとしているのですか?

民間航空操縦士訓練学校に関するご質問・ご相談・お問い合わせは、メールまたはお電話にてお受けしております。また、学校説明会の実施予定はありませんが、あらかじめご予約いただければ、民間航空操縦士訓練学校(鹿児島空港)または弊社東京事業所にて詳しいご説明を差し上げることも可能です。

こちらよりお気軽にお問い合わせください。


民間航空操縦士訓練学校

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