航空機
2018/04/26

レッドブル・エアレース第2戦、グーリアン選手が表彰台に!

航空機事業部
JGAS AVIATION BLOG

4月21日・22日、フランスのカンヌでレッドブル・エアレースが開催されました!

レッドブル・エアレースとは、国際航空連盟(FAI)公認の飛行機レース世界選手権です。レース仕様のプロペラ機に乗ったパイロット達が、超低空でスピードを競う大迫力の航空レースで、「世界最速のモータースポーツ」「空のF1」とも呼ばれます。

世界各地でレースが行われ、その順位に応じてポイントが加算されていき、シーズンを通じて最多ポイントを獲得したパイロットが総合優勝者「Red Bull Air Race World Champion」となります。

フランスは世界有数のエアロバティック大国ですが、レッドブル・エアレースが開催されるのは意外にも今回が初めてです。

レッドブル・エアレースのマスタークラスには、ニコラス・イワノフ選手、フランソワ・ルボット選手、ミカエル・ブラジョー選手と、フランス出身の選手が3人います。彼らにとっては待ちに待った凱旋です!

そして、こちらのブログでも度々ご紹介していますが、弊社が代理店を務めるアメリカの航空機メーカー「シーラス・エアクラフト社」がスポンサーになっているマイケル・グーリアン選手もこのレースに参加しています。

昨季までは思うような結果を残せないシーズンが続いていましたが、アブダビで開催された今季の開幕戦で、9年ぶり2度目の優勝を果たしました。

また、日本人パイロットの室屋義秀選手も2位で表彰台に登り、二人とも幸先の良い幕開けになりました。

ブログ記事:開幕戦の優勝はマイケル・グーリアン!
第1戦のレポートはこちら


4月21日に行われた予選は、上位12人のパイロットが2秒以内にひしめく大接戦となりました。

そんな中で、グーリアン選手は、予選最速の57.073秒という堂々たるタイムで1位通過を果たしました。日本の室屋義秀選手は6位通過です。

予選のハイライトはこちらの動画をご覧ください。


22日の本戦では、グーリアン選手、室屋選手共に、Round of 14(第1レース)とRound of 8(第2レース)をノー・ペナルティ―で順調に勝ち上がり、Final 4(決勝)へと駒を進めました。

なお、室屋選手がRound of 8で記録した57.374秒が、今大会の本戦で記録された最速タイムになりました。(予選を含めるとグーリアン選手の57.073秒)

そして迎えた決勝のFinal 4。

グーリアン選手は惜しくも連覇を逃しましたが、3位でのフィニッシュとなり、表彰台に登りました。

試合後、グーリアン選手が語ったところによると「予選とRound of 14は上手くいき、Round of 8とFinal 4もそれまでと大きな変化は感じていなかったが、少しリズムを崩していたのかもしれない」とのこと。自分自身とチームのパフォーマンス全体には満足しているそうです。

一方の室屋選手は、想定外の風に翻弄され、残念ながら4位という結果に終わりました。

「勝てるレースだったのでもったいなかった」と率直な思いを口にする場面もありましたが、「チャンピオンシップでの5ポイント差はゼロに等しいので、次の千葉で総合首位に立ちたいと思います」と、千葉で開催される次の第三戦に向けて前を向きました。

現在、総合ランキングの首位は、24ポイントを獲得しているグーリアン選手。3位の室屋選手の獲得ポイントは19。結果によっては、第三戦で室屋選手が首位に立つ可能性も大いにあります。千葉での活躍に要注目です!

今大会のハイライトはこちらの動画をご覧ください。


次の第三戦はいよいよ日本での開催です!

5月26日・27日(土日)千葉県の幕張海浜公園でレースが行われます。チケットは現在好評発売中。超低空で行われる大迫力のレースを観戦できる特別な機会です。ご興味がある方は、レッドブル・エアレースの公式サイトをご覧ください。

当ブログでは引き続き、マイケル・グーリアン選手が参加するレッドブル・エアレースの様子をレポートしてまいります。次回もご期待ください!


レッドブル・エアレース公式サイト(日本語)
http://www.redbullairrace.com/ja_JP

マイケル・グーリアン選手 チーム公式サイト(英語)
http://mikegoulian.com

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