整備
2018/08/13

安全を維持すること

整備本部
JGAS AVIATION BLOG

みなさま、こんにちは。 整備本部です。
昨日、8月12日は航空業界で働く人にとって改めて「安全」について原点に立ち返る日。
今や、航空業界だけにとどまらず様々なの業界で・・・と言っても過言ではないかもしれません。

今回は、「安全」について考えてみたいと思います。
国際的に「安全」とは、「許容できないリスクがないこと」と定義されています。

「安全」という言葉を聞くと、全く危険が無い状態を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、この定義においては許容できないリスクが無い状態=リスクを許容できるまで低減させた状態を「安全」と言います。
言い換えると、何事にも「リスクを評価」出来なければ安全な状態を維持する事は不可能ということなのです。

「リスクを評価する」いわゆる「リスクアセスメント」という言葉は文字だけ見ると難しいかもしれませんが、実は普段の生活で誰しも行っているKYもリスクアセスメントを実行する手段の1つです。
KYとは、「空気が読めない」ではなく「危険予知」です。

大きい荷物を持ち上げようとする時に何を考えますか?!

「腰を痛めそう」とか「あそこまで運ぶのは体力的に持つかな!?」とか、「軍手付けて持ち上げたら滑らせて足に落ちそうだな・・・」とかでしょうか?

これも立派なリスクアセスメントの1つです。
そうならないように、対策を立てて行動に移すのではないでしょうか。
「リスクを評価」して許容できないリスクを排除することで「安全」というものが成り立つのです。 言い換えれば「リスクを管理する」という言葉の方が正しいかもしれません。
起こることすべてを「想定内」にしておけば、何らかの対処は可能ですよね。

 

安全を維持すること、すなわちリスクを管理することは簡単では無いのも事実です。

「もぐら叩き」のようにリスクが「はい、リスクでーす!」と誰でも分かるようにピョコっと飛び出てくれれば良いのですが、リスクは潜んでしまいます。

常にPDCAサイクル(Plan, DO, Check, Action)を回しながらリスクを炙り出し、そのリスクに気が付かなければならないのですから。

でも、このリスク炙り出しを難しいことと捉えず、日常の一部にしてしまうことも大切です。
人間はミスをする生き物ですが、ロボットと違って「考える」ことが出来るのも人間の立派な能力の1つですからね。

 

お盆休みを利用して帰省や旅行をされている方も多いのではないでしょうか?
長時間、車を運転される方もいらっしゃるかもしれません。
危険予知を働かせて安全運転で、楽しい夏休みをお過ごしください。