航空機
2019/03/12
航空大学校宮崎本校でシーラスSR22披露式を実施
航空機事業部
2月19日、航空大学校宮崎本校の格納庫にて、新型訓練機「シーラスSR22」の披露式が行われました。
航空大学校・台木一成理事長からのご挨拶、国土交通省大阪航空局・山内諒宮崎空港長からのご祝辞があり、米国シーラス・エアクラフト社の副社長David Moser氏からは記念の盾が贈呈されました。
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シーラス・エアクラフト社の副社長David Moser氏 |
ビーチクラフトA36(ボナンザ)に代わる新型訓練機シーラスSR22は、今年の夏までに合計15機が納入される計画となっています。
事業用操縦士免許の取得訓練を実施する宮崎本校の新型訓練機導入に先立ち、自家用パイロット相当の訓練を実施する帯広分校では、2017年からシーラスSR22を訓練に使用しています。
シーラスSRシリーズは、キーボードコントローラーや、自動リカバリー機能付きのオートパイロットシステムなどを搭載しており、エアライン機に近い環境で訓練を実施することが可能です。また、緊急用パラシュートシステムや極めてスピンに入りにくい翼など、高度な安全機能を多数備えています。
そのため、プロ・パイロットを養成する世界各国の訓練機関から高い評価を受けており、エミレーツ航空やルフトハンザ航空もSRシリーズを訓練機に採用しています。
帯広分校より更に高度な訓練を実施する宮崎本校においても、SR22は素晴らしいパフォーマンスを発揮できると自負しております。
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SR22について説明するシーラス・エアクラフト社の役員Travis Klumb氏 |
式典の後には機体見学会が行われました。
シーラス・エアクラフト社役員の説明を熱心に聞く学生の皆様。メディアからの取材に対しては、新型訓練機に対する期待と、訓練への意気込みを語っていました。
今後、シーラスSR22で訓練を実施する学生の皆様の、フライトの安全とご多幸をお祈り申し上げます。