パイロット
2015/11/23

ついに!!!

鹿児島FTC
JGAS AVIATION BLOG

朝夕冷え込む季節になりましたが、ブログをご愛読いただいている皆さま、元気にお過ごしでしょうか。パイロットは言うまでもなく健康管理が第一です。個人個人の健康管理法があると思いますが、体には充分お気を付けてください。

さて、私事ですが11月11日・12日に計器飛行証明の実地試験を受験し、無事合格の運びとなりました。

私はJGASに入社するまで、航空自衛隊でT-3、T-7、T-400、U125Aに乗務してきました。

そのため、CAB(航空局)の規則に準じて防衛大臣が発行する計器飛行証明は所持しておりましたが、CABの計器飛行証明そのものは取得しておりませんでした。
(事業用操縦士免許や教育証明はCABライセンスを所持しております)

本試験に携わってくださった担当教官をはじめ、私の実地試験を優先的にサポートしてくださった鹿児島事業所の方々、そして時差のあるアメリカからの部品調達のため深夜まで働いてくださった人形町オフィスの方々、皆様のご協力に対して、感謝の気持ちが絶えません。


さて、ここで実地試験の大まかな流れを説明します。
ブログをお読みの皆様に少しでも興味を持っていただけると幸いです!

本試験で使用した航空機は、ダイヤモンド・エアクラフト式DA42型機でありました。

スティック・タイプの操縦桿であり、左手で操縦桿、右手でスロットルを操作しなければなりません。私の航空自衛隊時代に搭乗したT-3及びT-7練習機は、同じくスティック・タイプの操縦桿でしたが、右手で操縦桿、左手がスロットルでしたので、最初はかなり違和感がありました。それでも、試験までには何とか慣れることができました。

操縦性は非常に素直な航空機でした。

計器飛行証明の実地試験(DA42)
試験にて搭乗する際の筆者です(許可を受け撮影しております)

実地試験初日は口述試験及び基本計器飛行を受験しました。

口述試験においては、満足に答えられる質問もありましたが、100点とは決して言えません。やはり継続的な勉強が必要であることを痛感しました。不足している部分は、速やかに再確認し、自己のさらなる知識としました。

実技試験においては、機長の出発前の確認後、基本計器飛行をKS12エリアにおいて行いました。また、着陸においては、鹿児島空港において計器進入(ILS進入)を行いました。

いつも通りに平常心!!・・・を心掛けていましたが、やはりそこは試験。どうしても気が焦ってしまい、心の中で「落ち着け、オレ~!」と終始呟いていたのを憶えています。

計器飛行証明の実地試験(DA42)
いざフライトへ(許可を受け撮影しております)

実技試験二日目は、鹿児島~長崎間の計器飛行方式よる野外飛行を行いました。

長崎までの飛行中、諸系統、装置の故障が状況付与され、それに対して対処を行い、また、長崎空港で計器進入等(片方のエンジンが故障した状況を想定した片発状態でのILS進入、VOR進入)を行いました。

気が付けば、飛行時間が3時間にも及び、最後のフルストップ時には一気に疲れが襲い油断しそうになりましたが、なんとか最後まで気を抜かずに頑張ることができました。

勉強の方法、あるいは合格の秘訣は、ズバリ・・・弊社にて計器飛行証明習得のための訓練を受けに来られた際にお答えいたします(笑)

JGAS鹿児島フライトトレーニングセンターには、私のような自衛隊出身の教官以外にも、航空局やエアライン出身の教官が在籍しています。より良い教育を行う為に、それぞれの出身ソースの良いところを抽出しシラバスを作成しています。

ただ、言えることは、計器飛行等を行う上での知識は当然必要でありますが、

「機長としてのジャッジメント!!」

これは、私が言うまでもなく一番重要かもしれません。しかしこれがまた意外に難しいものです。

とはいえ、ブログをお読みの皆様にも、弊社の提供する計器飛行証明のための訓練を受けて、ぜひ計器飛行証明を習得していただきたいと思います。

何かと忙しい師走はもうすぐです。飲み過ぎ、食べ過ぎにお気を付けて、健やかにお過ごしください。

JGAS操縦教官 宮田

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