航空機
2017/03/06

エンハンスト・ビジョン・システム

航空機事業部
JGAS AVIATION BLOG

シーラス社のSRシリーズとVision Jetには、EVS(Enhanced Vision System)というオプション機能があります。赤外線カメラを主翼の下に取り付けて、その映像をMFD(マルチ・ファンクション・ディスプレイ)に映し出す機能です。

赤外線カメラは、雨や霧、夜間など、視界が悪い状況下でも、周りの物の形をはっきりと映し出します。特に夜間においては抜群の効果を発揮します!

地上では、駐機場の思わぬ障害物や人、誘導路に侵入した動物など、着陸灯の限られた明かりでは視認しにくいものを容易に発見できるようになります。

上空では、通常肉眼では見えない雲や地形がはっきりと視認できるようになり、夜間の有視界飛行の安全性が飛躍的に向上します。

Enhanced Vision System

こちらの動画をご覧ください。明かりがほとんどないヘリパッドに降りる際の映像です。肉眼ではわずかな灯火しか確認できませんが、赤外線カメラを通すと、すぐそばに林があって危険なことがわかります。

飛行機が着陸する際には、こちらの動画のような映像がMFDに映し出されます。

夜間飛行を経験された方ならお分かりかと思いますが、接地直前になって着陸灯が滑走路面を照らすまで、肉眼では滑走路の状態が分かりません。そこで赤外線カメラを使えば、滑走路上に侵入した動物や障害物を容易に発見できます。

滑走路だけでなく空港全体の様子を把握できますので、他の航空機の位置など、様々な視覚情報を得た上で、安全にアプローチできます。

緊急用パラシュートシステムや、自動リカバリー機能のほかにも、シーラス機には優れた安全機能が多数備わっています。

今後もシーラス機の様々な魅力を発信してまいりますので、ご期待ください!

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