<![CDATA[JGAS AVIATION BLOG]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/ Fri, 22 Sep 2017 09:45:42 +0900 Thu, 21 Sep 2017 09:00:00 +0900 CMS Blue Monkey http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss <![CDATA[レッドブル・エアレース第7戦]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/09/21/362 レッドブル・エアレース第7戦が、現地時間の9月16日・17日、ドイツの「ユーロスピードウェイ・ラウジッツ」で開催されました!

レッドブル・エアレースとは、国際航空連盟(FAI)公認の飛行機レース世界選手権です。レース仕様のプロペラ機に乗ったパイロット達が、超低空でスピードを競う大迫力の航空レースで、「世界最速のモータースポーツ」「空のF1」とも呼ばれます。

2017シーズンは世界各地8ヶ所でレースが行われます。各レースごとに順位に応じたポイントが与えられ、シーズンを通じて最多ポイントを獲得したパイロットが総合優勝者「Red Bull Air Race World Champion」となります。

日本人パイロットの室屋義秀選手は、千葉で開催された第3戦とブダペストで開催された第4戦で連続優勝を果たし、一時は総合ランキング首位に立っていましたが、カザンの第5戦、ポルトの第6戦は不本意な結果に終わり、4位まで順位を落としてしまいました。ただ、総合優勝への望みはまだ大いにあります!

そして、当ブログで度々ご紹介していますが、弊社が代理店を務めるアメリカの航空機メーカー「シーラス・エアクラフト社」がスポンサーになっているマイケル・グーリアン選手。積極的に攻める姿勢が身上のグーリアン選手は、ペナルティを与えられることが多く、思うような結果を残せないフライトが多くなっていますが、カザンで開催された第5戦では、3位でフィニッシュして念願の表彰台に上がっています。

シーズンも佳境に入りましたが、まだまだ王座の行方はわかりません!


第7戦の舞台になったのは、ドイツのブランデンブルク州南部にあるサーキット「ユーロスピードウェイ・ラウジッツ」(旧称ラウジッツリンク)です。このサーキットの特徴である全長3.2kmの三角形のオーバルトラックの上で熱いレースが繰り広げられます。

スピードウェイでは、レーストラックが非常にコンパクトになるので、より精密なコントロールが要求されます。


予選では、オーストラリアのマット・ホール選手が接戦を制して首位通過を決めました。実はこの日がホール選手の誕生日。幸先のいい滑り出しです!

フリープラクティスから好調だった室屋選手は3位通過。パーフェクトではなかった、と納得のいかない様子のグーリアン選手は8位通過でした。


Round of 14(本戦 第1レース)で、室屋選手は、フランスのフランソワ・ルボット選手と対戦!

ミスなくフライトを終えて0:52.048のタイムを記録し、Round of 8(本戦 第2レース)進出を決めました。最速はチェコのマルティン・ソンカ選手の0:50.617だったため、さほど速いタイムではありませんでしたが、次のレースに駒を進めることが肝心です。

一方、グーリアン選手は、カナダのピート・マクロード選手と対戦!

先にスタートしたグーリアン選手は、マクロード選手にプレッシャーをかけようと攻めすぎるあまり、ゲート通過時の高度が低すぎて2秒のペナルティを与えられてしまいます。ゲートを通過して上昇に転じる際の引き起こしが早すぎて、さらに2秒のペナルティ・・・。

ペナルティが加算される前のタイムは全パイロットの中で最速でしたが、グーリアン選手の身上であるアグレッシブな姿勢が仇となってしまいました。

結果的に最下位に終わってしまいましたが、できる限りハードにフライトすることを常に心がけているグーリアン選手は、後悔はしていません。次戦インディアナポリスでも攻めの姿勢を変えずに挑んでいくそうです。


続くRound of 8(本戦 第2レース)で、室屋選手はアメリカのカービー・チャンブリス選手と対戦!

0:50.772の好タイムで難なく下し、見事Final 4へと駒を進めました。

Round of 14に引き続き、ここでも最速を記録したのはマルティン・ソンカ選手。Round of 8のタイムを上回る0:50.596で、Final 4進出を決めました。


そして迎えたFinal 4・・・

室屋選手は2番手で登場すると、先にフライトを終えたマット・ホール選手の0:50.846を上回る0:50.451でフィニッシュ!暫定首位に立ちます!

続くフアン・ベラルデ選手は、エアゲートを通過する姿勢が不正で2秒のペナルティを与えられ、0:53.680。

最後にフライトをしたのは、室屋選手とワールドチャンピオンの座を争うライバル的存在、マルティン・ソンカ選手。Round of 14、Round of 8で最速タイムを記録しているため、注目が集まっていましたが、結果的に0:50.964でフィニッシュし、優勝にはあと一歩届きませんでした。

これによって、室屋選手の今季3回目の優勝が決定しました!

前回順位を落としていた室屋選手は、再び総合ランキング2位に浮上し、首位のマルティン・ソンカ選手にあと4ポイントまで迫りました!


次回はいよいよレッドブル・エアレース2017シーズンの最終戦です!

最終戦は10月14日・15日(現地時間)、米国インディアナ州の「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」で開催されます。

チャンピオンを決める最後の熱い戦いに、ぜひご注目ください!


レッドブル・エアレース公式サイト(日本語)
http://www.redbullairrace.com/ja_JP

マイケル・グーリアン選手 チーム公式サイト(英語)
http://mikegoulian.com

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Thu, 21 Sep 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[インターン生の受け入れ]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/09/14/361 みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

本日より、来年4月に入社する学生1名を就業前職業体験で受け入れることとなりました。

内定を出している学生のうち、部品販売部門へ配属となる予定の学生です。

航空専門学校で勉強した知識を実践の場で発揮してもらうこととなります。

JGASがモットーとしているのは「JGASに入って良かった」と思ってもらえる会社にしていくことです。

インターン生には頃合いを見て電話対応等もさせていく予定でございますので、お取引先様につきましては暖かい目でお見守りください!

航空機部品販売のJGAS Aero Parts

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Thu, 14 Sep 2017 09:07:42 +0900
<![CDATA[航空機の安全性]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/09/11/360 残暑が続いてますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は東京の整備技術担当がブログをお送り致します。

技術が発達した今、私たちはテレビやインターネットから様々な情報を知ることができるようになりました。航空業界の情報も何かあればスグにニュースで知ることができますね。

最近もJAL006便が離陸直後にエンジンが故障し、緊急着陸したというニュースが日本中を駆け巡ったのは皆様もご承知かと思います。

みなさんはこのニュースを見て、どう思われましたか?

「やっぱり飛行機って危ない・・・」そう思われた方も多いのではないでしょうか?

実は、我々のようなエンジニアは真逆の気持ちかもしれません。「やっぱり最近の飛行機って安全なんだ」と感じてしまいます。

なぜ、そう思ってしまうのかB777型機のシステムを紐解いてみたいと思います。


報道をみると、離陸中に左のエンジンに不具合が発生したようですね。

B777-300ERという飛行機は、GE90-115Bという現時点では最強クラスの猛烈に強力なエンジンを左右に1個づつ付けています。1発で11万5000ポンドという推力です。一回り小さなボーイング767という飛行機のエンジンの推力は5~6万ポンド程度ですから、単純に倍のパワーを持ったエンジンなのです。

飛行中に片方のエンジンが停止するとどのような現象が発生するのでしょうか?

飛行中に片方のエンジンが停止した場合に起こる現象
FAA Airplane Flying Handbook(FAA-H-8083-38)より

この絵と同じ現象がボーイング777に発生しました。

エンジンが停止すると、止まったエンジンは「ただの抵抗」でしかありません。右のエンジンだけで飛行することになるわけです。

そうすると・・・機首は左に大きく振ろうとしてしまいます。

B777型機は・・・というと、Thrust Asymmetry Compensation(スラスト・アシメトリー・コンペンセイション:TAC)というシステムが自動的に作動し、左を向こうとする飛行機の動きを自動的に修正します。パイロットが何をせずとも、飛行機が真っ直ぐ飛ぼうとしてくれるのです。

そして、上昇率は小さくはなってしまうものの、何事も無かったかのように上昇を続ける事ができる能力を飛行機は持っているのです。

その後、洋上へ出て燃料を投棄していましたね。

ニューヨーク行きのボーイング777は20万ポンドを超える燃料を搭載します。

そのまま着陸したのでは「最大着陸重量」という規定の重さを超えますから、重量を早急にそれ以下にできるように、長距離を飛べる飛行機にはFuel Jettisonシステムという燃料を放出する装置を備えています。これを使って安全な重量まで、燃料を減らすことができるのです。 空中で燃料を放出しても、気化しますので、定められた高度以上で放出すれば地上に降り注ぐことはありません。

あとは、着陸するだけなのです。


飛行機の技術はこの数十年間で大きく進歩しました。

もちろん、過去に起きた事故という大きな犠牲のもとで積み上げられてきた技術です。

例えば、御巣鷹山に墜落したジャンボは油圧システムがすべて故障し操縦不能になりました。あの事故後に「チェックバルブ」という装置が油圧システムに組み込まれ、どこかのラインが切れたとしても油圧が生き残るように改修されました。

このように現代の航空機は、昔と比較して別物のように安全になっています。

機械は故障が付きものです。故障しない飛行機が将来誕生するかもしれませんが。故障したときに安全に着陸できるよう、何重にもバックアップが備えられています。今回の一件も適切に整備が実施されていたからこそ、バックアップがしっかり働いてくれました。

しかし、どれだけ技術が進歩したとしても、事故をゼロにすることは難しいのも事実です。航空機事故が絶対発生しない世の中になることを願う今日この頃でした。

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Mon, 11 Sep 2017 13:58:43 +0900
<![CDATA[レッドブル・エアレース第6戦]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/09/07/358 レッドブル・エアレース第6戦が、現地時間の9月2日・3日、ポルトガルのポルトで開催されました!

レッドブル・エアレースとは、国際航空連盟(FAI)公認の飛行機レース世界選手権です。レース仕様のプロペラ機に乗ったパイロット達が、超低空でスピードを競う大迫力の航空レースで、「世界最速のモータースポーツ」「空のF1」とも呼ばれます。

2017シーズンは世界各地8ヶ所でレースが行われます。各レースごとに順位に応じたポイントが与えられ、シーズンを通じて最多ポイントを獲得したパイロットが総合優勝者「Red Bull Air Race World Champion」となります。

日本人パイロットの室屋義秀選手は、千葉で開催された第3戦、ブダペストで開催された第4戦で連続優勝を果たし、総合ランキング単独首位に躍り出ました!しかし、カザンで開催された第5戦は不本意な結果に終わり、今季のライバルとも言えるマルティン・ソンカ選手と同点の2位にランクを落としました。

そして、当ブログで度々ご紹介していますが、弊社が代理店を務めるアメリカの航空機メーカー「シーラス・エアクラフト社」がスポンサーになっているマイケル・グーリアン選手もこのレースに参加しています。

今季は積極的に攻める姿勢が仇となり、多くのペナルティを受けて、なかなか思うような結果を出せずにいましたが、先日行われた第5戦では、3位でフィニッシュして念願の表彰台に上がりました!これでグーリアン選手の総合ランキングは7位になりました。

まだまだ王座の行方はわかりません!


第6戦の舞台になったのは、ポルトガル北部の港湾都市「ポルト」です。ここはポルトガル王国が成立した地で、ポルトガルという国名も、このポルトの地名が由来になっています。

ポルトでは、2007から2009シーズンまでレッドブル・エアレースが開催されており、今年は久々の開催となりました。

市内中心を流れるドウロ川にコースが設けられ、歴史的な街並みと最新鋭のレース機が美しいコントラストを生み出します。


実は今回、レースが始まる前に、室屋選手を大きなアクシデントが襲いました。

予選前々日、レースエアポートに着陸した際に強めにブレーキをかけたことが原因で、機体のフレームにヒビが入ってオイル漏れを起こしてしまったのです。

現場での修理は困難と見られ、ポルトでのレースには出場不可能かと思われましたが、他チームのエンジニアの協力も得ながら総出で修理を行った結果、予選前日に何とか機体の修理が間に合いました!

その予選では、ピート・マクロード選手が1:07.192で、4戦連続となる予選首位通過を果たしました。

現在総合ランキングで首位に立つカービー・チャンブリス選手が1:07.942で2位通過。

そして室屋選手は、アクシデントの影響を感じさせないフライトで、チャンブリス選手からわずか0.030秒遅れの1:07.972で3位通過を果たしました。

グーリアン選手も好タイムを記録し、5位で予選を通過しました。


Round of 14(本戦 第1レース)は、グーリアン選手と、今シーズンからマスタークラスに加わったフランスのミカエル・ブラジョー選手との戦いで幕を開けました。

グーリアン選手はレース後に「ミスのないフライトができた」と振り返りましたが、0.128秒差の1:08.371で敗れてしまいました。「結果を出せずにレースを終えたのは残念だったが、前を向く必要がある」と、次のレースでのリベンジを誓います。

一方の室屋選手は、1:07.819の好タイムで、スロベニアのピーター・ポドランセック選手を下し、Round of 8(本戦 第2レース)進出を決めました。


Round of 8で室屋選手が対戦したのは、今季のライバルとも言えるチェコ出身のマルティン・ソンカ選手。総合ランキングでは同点で2位に並ぶ二人の対決です。

結果、先にフライトしたソンカ選手のタイムは1:07.991、室屋選手のタイムは1:07.414と、室屋選手が勝利したかに思われましたが・・・スタートゲート通過時のスピードが規定を超えていたため1秒のペナルティが与えられ、室屋選手は惜しくもここで敗退となりました。

室屋選手は機体故障のため練習フライトをキャンセルしており、その影響で正しい設定を見出すのに苦労したと、試合後に振り返っています。ただ、フライト自体には満足しているとのことです。

決勝を制したのは、Final 4でこの日最速タイムとなる1:07.229を記録したマルティン・ソンカ選手でした!今季2度目の優勝で、これによりソンカ選手が総合ランキング1位に躍り出ました!


レース6位に終わった室屋選手は、総合ランキング2位から4位に後退。

10位に終わったグーリアン選手は、順位をひとつ落として総合ランキング8位になりました。

ただ、これからもまだまだ勝負は続きますので、今後も熱い勝負から目が離せません!

次回第7戦は、9月16・17日(現地時間)、ドイツの「ユーロスピードウェイ・ラウジッツ」(旧称ラウジッツリンク)で開催されます。

ブダペスト、カザン、ポルトと、ここ3連戦は歴史ある街中でレースが繰り広げられてきましたが、今度の舞台はモータースポーツの歴史が息づくサーキットです。レースはまた違った様相を見せてくれるでしょう。

ぜひご注目ください!

 

レッドブル・エアレース公式サイト(日本語)
http://www.redbullairrace.com/ja_JP

マイケル・グーリアン選手 チーム公式サイト(英語)
http://mikegoulian.com

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Thu, 07 Sep 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[こうじ蔵GEN(和食)]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/09/04/357 麹料理を楽しむならココ、「こうじ蔵GEN」

鹿児島空港より約5分の場所にある、自然に囲まれたのどかな場所に立つレストラン。

鹿児島の特産品と、本物の麹がコラボレーションしたメニューが豊富にあり、麹を知り尽くした匠の味を楽しむことが出来ます。

身体にやさしい麹料理はどれも絶品で、食材から麹を使用するというこだわりよう。

この日、私たちがいただいたのは・・・

こうじ蔵GEN 黒豚のしゃぶしゃぶ
黒豚のしゃぶしゃぶ
 
こうじ蔵GEN ハンバーグ
ハンバーグ
 
こうじ蔵GEN かつ丼
かつ丼

ボリュームもあり、どのメニューも食材から麹にこだわっているだけに、お肉も大変柔らかく、味もしっかりしていて、とても満足する内容でした。

麹・・・アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ等の消化酵素を豊富に含み、代謝を促進して解毒作用を高めます。また、美肌を作り、疲労を回復させ、ダイエットにも効果的。

同じ敷地内には、チェコ・プラハの地ビールが楽しめる、レストラン「リトル・プラハ」 

薩摩の歴史が学べ、焼酎造りの工程を見学できる「焼酎工場」

ここでしか買えない貴重な麹製品が取り揃えてある「鹿児島お土産コーナー」も併設されているので、お食事以外にもゆっくりとお楽しみいただけます。

是非一度、このこだわりの麹料理をご賞味ください。


こうじ蔵GEN(和食)
OPEN11:00~
水曜定休日
TEL:0995-58-2535
http://praha-gen.com

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Mon, 04 Sep 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[祝)自家用操縦士技能証明 実地試験 合格!]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/08/31/356 先週は、ぱっとしない天気が続いていた鹿児島ですが、今週は好天に恵まれました。

JGAS鹿児島フライトトレーニングセンター 運航本部長の山口です。今日は嬉しいお知らせがあります。


民間航空操縦士訓練学校第二期生が自家用操縦士の実地試験に合格しました!

昨年の10月に入校した第二期生が、当初予定よりも若干遅れたものの、自家用操縦士技能証明の実地試験に臨み、無事、合格しました。取り敢えず、おめでとう。

ん?取り敢えず? …そ、取り敢えず! です。

当校では、訓練生のライセンスの取得は、さほど大きなイベントではありません。もちろん、彼らにとって節目ではあるし、それなりに努力した結果に対する評価ですから、そこは素直に喜んでいい。自家用操縦士と云えども、機長として飛行機を飛ばすことが認められたわけだから、一定の技倆に達していることは確かだし、安全に対する意識もそれなりに育っているのだと思います。

ただやっぱり、自家用操縦士は、所詮、自家用。プロとして航空機を飛ばす、運航するにはほど遠い。だから自家用ごときに合格したからと云って浮かれていてはいけない。本当の「おめでとう」は、まだまだ先にならなければ、私には言えません。

外部点検中
実地試験での外部点検の様子。気持ちも高ぶります。空は快晴、運も実力のうち


これから、プロとして飛ぶための切磋琢磨が始まる

むしろ、やっとスタートラインに立てたのだと、私は訓練生たちに話しています。飛ばすだけなら、もう飛ばせる… だからこそ、これからは「どう飛ばす」のか、「プロとして飛ばす」とはどういう意味なのか、多くの先輩たちが乗り越えてきた関門が、今、改めて目の前に立ちはだかっているはずです。

第一期生の先輩との会話も、初心者向けの他愛ない体験談程度の話から、持てる知識を総動員しプロ同士が議論するような、真に実践的な内容にシフトする必要がある。でなければ、これからの進歩はおぼつかない。極論を言えば、今までの訓練なんて遊びみたいなもの。これからが本当の訓練だとも言えるのです。

頼もしい訓練生たち
入校当初に比べ、ずっと逞しい表情をするようになった訓練生たち。こうして、少しずつプロに近づいていくのでしょう

合格の喜びに浸るのは今日だけ… 明日からは、次の一歩を踏み出して欲しい。ライセンサーになった今だからこそ解る本当のプロの厳しさに、真正面から向き合って、多くの困難を軽々と乗り越えていって欲しい。

さぁ、次は計器だ。大変だけど、面白いぞ! 訓練を楽しもうぜ♪


民間航空操縦士訓練学校についてのご質問・ご相談・お問い合わせは、メールやお電話でお受けしております。こちらよりお気軽にお問い合わせください。


民間航空操縦士訓練学校

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Thu, 31 Aug 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[こんなモノがあったらいいな]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/08/28/355 みなさま、残暑続く毎日ですがいかがお過ごしでしょうか? JGAS Aero Partsです。

さて、今回は部品の話ではなく工具や機材の話をしたいと思います。

航空機の整備に使用する工具や設備は特殊なものが多く存在します。

普段の生活では当たり前な、「傘立て」って発売当初は画期的な商品だったのではないかと容易に想像できます。

JGAS Aero Partsでは整備現場向けの様々な特注品を製作し販売する事業も展開しています。航空機整備事業も展開しているJGASだからこそ出来る試作品を今回は紹介したいと思います。


まずは・・・航空機に“グリスの注入“を行うために使用するグリスガン。

市販ではグリスガンを置くスタンドが売っていません・・・

棚に横にして置くわけにもいかないし・・・

そんな事から弊社では”一斗缶“のフチにグリスガンを引っかけて置く苦肉の策を行っていました。

ホワイトガソリンの一斗缶

この状況で、グリスの品質等には何の影響もありませんが、「見た目」がよろしくありません。

航空機整備は「整理整頓」が非常に重要で、「見た目の美しさ」も大切にしなければなりません。

どんなモノでも使用者が満足するモノを開発しなければ、販売したところで売れる訳ないのです。

開発に際しては、まずは図面です。

グリスガンのスタンド(図面)

こんなモノがあったら良いなを「絵」にしていきます。

そして試作品を作ってみるのです。

グリスガンのスタンド(試作品)

この写真ではまだよく分かりませんね。

実際にグリスガンを置いてみましょう。

グリスガンのスタンド   グリスガンのスタンド

どうでしょう!? 「一斗缶スタンド」と比較して見た目が大幅に改善しましたね。

なお、写真に写っているのは弊社で販売している「透明なグリスガン」です。グリスカートリッジが丸見えですから、グリスの銘柄・有効期限が一発で確認可能です。

このようにJGASでは、整備士がより仕事がしやすい設備を製作し、自社でも使用しつつ販売も行って参ります。

これは、動翼バランス作業用のスタンド。

動翼バランス作業用のスタンド

お値段ですか!?薄利多売のJGAS Aero Partsですから、お求めやすいお値段でご提供出来るように頑張ります!

もし、このブログをご覧の事業者様で「こんな設備、こんな工具を作れないか!?」というご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。

※航空機に直接使用する特注工具は、航空機製造メーカーやエンジン製造メーカーに対して使用の可否判断(同等性評価等)を求める事を推奨しています。


航空機部品販売のJGAS Aero Parts

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Mon, 28 Aug 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[格納庫の中に、格納庫!?]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/08/24/354 暑い日が続いています。こんにちは、鹿児島整備です。

さて、ここ鹿児島では“とある作業”の実施に向けて準備が進んでいます。

格納庫の中に、格納庫・・・とでも言いましょうか。足場が組まれてビニールに覆われました。

残念ながら、今日のブログでは全貌をご紹介出来ませんが準備作業の一部を軽くご紹介します。(近日中にご紹介予定)

今回の作業は有機溶剤を使用します。

そのため、今回の準備作業では航空法でもなく、電波法でもなく、高圧ガス保安法でもなく・・・労働安全衛生法の関連法規である「有機溶剤中毒予防規則」に従うことになります。

普段見慣れた航空法や航空法施行規則ではないので、久々に見ると四苦八苦します。

しかしながら、法令遵守は非常に重要です。「知らなかった」では済まされません。

所轄の労働基準監督署にも相談に伺い、準備に不足が無いか念のために確認も行いました。

有機溶剤中毒予防規則

規則に従い、掲示も行います。

今日はここまでにしておきましょう。

今後のブログにご期待ください!

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Thu, 24 Aug 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[鹿児島JGASの飛行教官に至る足跡の一部]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/08/17/353 皆さん、こんにちは。飛行教官の小川です。

梅雨が明けた後、灼熱の太陽と積乱雲に悩まされている毎日ですが如何お過ごしでしょうか?

こんなに蒸し暑い日々が続くと2年前の快適だったアラスカの記憶が蘇ります。

ラインパイロットを退職して、何か目標を持たなくてはと考えている時に、友人からアラスカで水上飛行機のライセンスを取らないか?とのお誘いがありました。その内容は10時間ほどの合宿訓練で水上単発のライセンスを取ることができるというものでした。

ライセンス取得が目的の2名の他にアラスカ観光が目的の4名が揃い、アンカレッジ現地集合で世界各地(KLAX,KPDX,RJTT)から7月中旬に6名がそろいました。

アンカレッジで食料品、その他(ほとんどアルコール類)を車に積み込んで約2時間半のドライブで Moos Pass へ。

Google Map で Moos Pass で検索すると湖に囲まれた場所が特定できると思います。

私たちライセンス取得組は掘立小屋に寝泊まりしての訓練となりました。

アラスカでのシープレーン訓練

初日は安全講習。ブッシュパイロットのおじさんが水上機の危険性についてビデオを観ながら説明です。

ちょっと甘く見ていたのでこれで気が引き締まりました。

翌日からフライト訓練です。使用機はパイパー PA-18。

アラスカでのシープレーン訓練

意外だったのが、水上機はブレーキがないこと。エンジンをかけたら勝手に動き出します。

操縦席のドアは開けたまま、ベルトも締めずに離岸します。安全な距離になってからベルトを締めてドアを閉めて、その間飛行機を水中の舵でコントロールし、用意が出来たら走りながらランナップをします。

訓練は主にアッパートレイル湖、グラント湖、クレセント湖で行いました。山の中の湖なので回りは高い山に囲まれています。ですから通常では出来ないようなS字のトラフィックパターンを回ったり、鏡のような湖面に降りる際には湖岸の立ち木を高さの目標にして降下率100フィート/分で接水するまでじっと我慢するなど今まで経験した事の無い操縦を体験して十二分に楽しむことが出来ました。

ライセンス?もちろん取得しました。

朝晩はダウンジャケットが必要だった気候が懐かしいです。

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Thu, 17 Aug 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[EAA AirVenture 2017]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/08/14/352 今年もアメリカのウィスコンシン州オシュコシュで、世界最大級の航空イベント「EAA AirVenture Oshkosh 2017」が開催されました!

世界中の航空機メーカーや部品メーカーが製品を展示するため、ビジネスチャンスを探す各国の業界関係者が大挙して押し寄せます。小型機のメーカーが多数ブースを構えることから、自家用機の購入を検討している方にとっても絶好の機会です。

また、既に自家用機をお持ちの方にとっては、パイロット仲間と交流できる貴重な機会になるのですが、さすがアメリカ、会場となる空港にご自身の飛行機で飛来される方がたくさんいらっしゃいます!

このほか、企業が展示する飛行機や、エアショーのために集まった飛行機など、大小さまざまな飛行機が大挙して押し寄せるため、EAA AirVenture Oshkoshの期間中、ウィットマン・リージョナル空港の離発着数はシカゴ・オヘア空港やアトランタ空港に匹敵し、世界一忙しい空港のひとつになります。

ウィットマン・リージョナル空港の管制塔
「世界一忙しい管制塔」という横断幕が掲げられています

ビジネスマンやパイロットの方だけでなく、家族連れの航空ファンなど、たくさんの人が訪れて、イベントは連日大盛況でした。


弊社が日本総代理店を務める航空機メーカーのシーラス・エアクラフト社とテクナム社も、それぞれブースを出しました。

EAA AirVenture 2017 シーラス社のブース

EAA AirVenture 2017 シーラス社のブース

シーラス社のブースでは、SRシリーズとVision Jetが展示され、グッズショップも展開されました。

やはり一番人気はVision Jetです!新開発のコックピットシステム「Cirrus Perspective Touch」を体験しようと、たくさんの人が列を作りました。

レッドブル・エアレース マイケル・グーリアン選手

レッドブル・エアレース マイケル・グーリアン選手が獲得したトロフィー

先日行われたレッドブルエアレース第5戦で3位になったマイケル・グーリアン選手も、トロフィーを持って駆けつけてくれました!

シーラス社はグーリアン選手のスポンサーになっており、レース機にはシーラス社のロゴが入っています。また、シーラス社は内装・外装を特別にカスタマイズしたSR22Tをグーリアン選手に提供しています。

マイケル・グーリアン選手のシーラスSR22T

それがこの機体!毎年デザインが変わりますが、今年は鮮やかな赤を基調にしています。機番は、グーリアン選手のゼッケンナンバー99と、お名前のイニシャルが元になっています。

エアレースの開催期間以外は、この機体でご家族とフライトを楽しんでいるそうです。

今後もエアレースでのご活躍をお祈りいたします!

大学の訓練機として採用されているシーラス

シーラスSRシリーズは訓練機としても高い評価を得ています。

今回オシュコシュでは、パイロット養成課程があるサザン・ユタ大学、ウェスタン・ミシガン大学、セント・ルイス大学がブースを構えて訓練機を展示しました。

SRシリーズは、このほかにも様々な訓練機関に採用されています。詳しくはこちらのページをご覧ください。


さて、弊社が日本総代理店を務めているイタリアの航空機メーカー「テクナム社」のブースに目を向けると、こちらでも、たくさんの航空機が展示されていました。

EAA AirVenture 2017 テクナム社のブース

テクナム P2010   テクナム P2010、Lycoming IO-390 215 HPエンジン

4人乗りの単発機「P2010」はエンジン(Lycoming IO-390 215 HP)と共に展示されていました。

2種類のエンジン(Lycoming IO-360 180 HP or Lycoming IO-390 215 HP)、2種類のプロペラ(固定or可変ピッチ)、3種類のアビオニクス(Garmin G500, G1000, G1000Nxi)を選択できるユニークな機体です。

テクナム P2006T

弊社が販売を行っている4人乗りの双発機「P2006T」も展示されていました。

P2006Tは、米航空宇宙局(NASA)の実験機に選定されているため、NASAのブースでも紹介されています。先日テクナム社が2機目の実験機を納入したことは、弊社のブログでもお伝えしました。

今後も各方面での活躍が期待されます!


EAA AirVenture 2017

2017年のEAA AirVenture Oshkoshは大盛況のうちに幕を閉じました。

来年のイベントもリポートいたしますので、ご期待ください!

※画像はCirrus Aircraft社、Tecnam社のFacebookより

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Mon, 14 Aug 2017 10:01:35 +0900