<![CDATA[JGAS AVIATION BLOG]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/ Sun, 19 Nov 2017 00:45:16 +0900 Mon, 13 Nov 2017 09:00:00 +0900 CMS Blue Monkey http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss <![CDATA[ルフトハンザ航空にシーラスSR20をデリバリー]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/11/13/374 シーラス・エアクラフト社は、米国アリゾナ州グッドイヤーで、ルフトハンザ航空のグループ企業であるルフトハンザ・アビエーション・トレーニングの訓練機となる25機のSR20のうち、最初の6機のデリバリーを完了しました。

ルフトハンザ・アビエーション・トレーニングは、ルフトハンザ航空だけでなく、全日本空輸(ANA)、KLMオランダ航空、スイス航空をはじめとする多数の大手航空会社のパイロット訓練を受託しています。

一部の航空会社のためには、MPL(Multi-crew Pilot Licence)という、2006年にICAO(国際民間航空機関)が基準を定めた新しいパイロットライセンス取得のための訓練プログラムを提供しています。

MPLは二人の操縦士を必要とする航空機(主にエアライン)の副操縦士のための資格で、初期課程からマルチクルー(機長と副操縦士ふたり)の運航を前提に訓練を実施します。

従来は、エアラインの副操縦士になる課程でも、一人で運航する小型機の機長としての飛行経験を多く積む必要がありましたが、そこを短縮することで短期間で副操縦士を養成できるようになり、パイロット不足の打開策となることが期待されています。

日本では2012年に「准定期運送用操縦士」という名称の新資格が設立され、JALとANAが2014年から養成訓練を始めています。このうちANAはルフトハンザ・アビエーション・トレーニングに訓練を委託しています。

シーラスSRシリーズは、グラスコックピット、エアラインで採用されているものに近い形のキーボードコントローラー、自動リカバリーシステムを搭載した最新のオートパイロットなどを搭載しており、エアライン機の運航を想定した訓練が可能です。まさにMPLの訓練には最適な機体と言えます。

ルフトハンザ・アビエーション・トレーニングのSR20
ルフトハンザ・アビエーション・トレーニングのSR20

シーラスSRシリーズは、ルフトハンザ航空のほかにも、エアラインパイロットを養成する訓練機関から高い評価を得ています。

エミレーツ航空の自社養成課程はシーラスSR22を訓練機に採用しており、先日、最初の2機のデリバリーが無事完了しました。【詳しくはこちら

また、国内唯一の公立エアラインパイロット養成機関である独立行政法人 航空大学校も、SR22を訓練機に採用しています。こちらは既に、帯広分校へ10機のデリバリーが完了しており、学生の訓練も始まっています。【詳しくはこちら

エミレーツ航空 自社養成課程のシーラスSR22   航空大学校のシーラスSR22
エミレーツ航空のSR22   航空大学校のSR22

※SRシリーズを採用している主な訓練機関の一覧はこちら

航空界の将来を担うパイロット養成にシーラス機が寄与できることをとても嬉しく思います。
訓練生の皆様のフライトの安全とご多幸をお祈り申し上げます!

CIRRUS JAPAN

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Mon, 13 Nov 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[ミネソタ州警察、シーラス特殊任務機で遭難者を救助!]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/11/06/372 ミネソタ州警察は、「シーラス・パーセプション」(Cirrus Perception)という、シーラスSRシリーズを改造したスペシャルミッション機を運航しています。

詳しくは以前のブログでご紹介していますが、シーラス・パーセプションは、シーラスSR22 / SR22Tの左主翼後方にセンサーカメラを取り付けたもので、パトロールや、捜索救難、災害時の援助活動などで活躍することを目的に開発されました。

シーラス・スペシャルミッション機「シーラス・パーセプション」
 
シーラス・スペシャルミッション機「シーラス・パーセプション」   シーラス・スペシャルミッション機「シーラス・パーセプション」

シーラス・エアクラフト社が本社を構えるミネソタ州の州警察は、老朽化したビーチクラフト・クイーンエアの後継機として、シーラス・パーセプションを導入しました。

今年6月の出来事になりますが、そのシーラス・パーセプションが、捜索救難で活躍した事例をご紹介します!

ミネソタ州とカナダとの国境沿いにある五大湖周辺のエリアには、「バウンダリー・ウォーターズ・カヌー・エリア・ウィルダネス」という、4,400km2にもわたる広大な自然保護公園があります。「カヌー・エリア」の名前の通り、湖や小川の間を縫うように延びる約 2,000kmのカヌートレイルが見どころです。

ところがその自然公園で、一組の男女が4日間行方不明になっているとの通報が入りました。

これを受けて出動したミネソタ州警察は、シーラス・パーセプションのセンサーカメラで遭難者を発見。その位置をレスキュー隊員が乗り込んだヘリコプターに伝え、無事、救助に至りました。

シーラス・パーセプションのセンサーカメラが撮影した映像が公開されています。

シーラス・パーセプション最大のメリットは、コストパフォーマンスの良さです。

これまで、このようなセンサーカメラを搭載してのスペシャルミッションは、高価な双発機やヘリコプターでしか実現不可能でした。シーラスSRシリーズをベースにすることで、導入費用や機体整備などのコストを大幅に抑えられます。

シーラス・パーセプションは、緊急用パラシュートシステムを始めとする、通常のSR22 / SR22Tと同じ機能を搭載することができ、巡航速度や有効搭載量などのパフォーマンスもほとんど変わらず良好です。

ミネソタ州警察は、シーラス・パーセプションをパトロール/捜索救難機として導入しましたが、航空測量やテレビ撮影など、他の用途でも活躍できる可能性を秘めているとのことです。

ご関心のある方は、弊社ウェブサイトのフォームよりお気軽にお問い合わせください!

CIRRUS JAPAN

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Mon, 06 Nov 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[初の海外講習]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/10/30/371 みなさん、はじめまして!今年、中途入社したばかりの新人が当ブログを書かせていただきます。よろしくお願い致します。

私はこれまで主に回転翼航空機(ヘリコプター)の整備士として勤めてきまして、幾つかの職場を渡り歩いてきましたが、今回たまたま縁あってJGASにお世話になる運びとなりました。

JGASってどんな会社?と思われる方も多いと思います。私個人的な感想として、弊社JGASは各分野の出身者が多く、バラエティー豊かな人材構成になっているなという印象を持ちました。

さて、こんな私ですが先日、入社早々、アメリカはテキサス州にある某ヘリコプター製造会社でのメンテナンストレーニングに参加させて頂きました。

今までの社会人生活の中で、初めての海外出張で、それも突然決まったことでしたので驚きました(笑)

2週間の出張だったのですが、今回のトレーニング内容はヘリコプターの電気、電装(ELECTRICAL/AVIONICS)関係でした。

以前、同じ系列のヘリコプターの整備に携わっていたことがあったので、私にとって馴染み深い機体でしたが、最新鋭の機種だけあって変わらない部分を残しつつ全体の雰囲気は一新されたように感じました。

こちらが実際の実習風景です。最新鋭の機体ということもあり、ご覧の通り計器類はスタンバイ計器も含め全てがデジタル表示です!

ヘリコプター製造会社でのメンテナンストレーニング

さらに続けて、このような座学授業風景でした。

ヘリコプター製造会社でのメンテナンストレーニング

これを見ると、学生の頃、理数や特に電気が苦手だった方には敬遠されてしまうかもしれませんね…笑

私自身も航空専門学校の学生の頃は、電気装備品の授業が苦手でだいぶ苦労しましたが、何事も勉強して理解すれば面白さが見えてくると感じるようになった今日この頃です。

近年の機体はひと昔の機体と比べると、特に電気関係は格段に技術の発展を感じますね!

弊社JGASがこれからさらに皆様のご要望にお応えすることで、日本の航空業界が発展していくことを願って頑張って参ります。

まだ至らない私ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。お読み頂きありがとうございました。

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Mon, 30 Oct 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[サザン・ユタ大学がSR20訓練機を導入]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/10/23/369 米国ユタ州にあるサザン・ユタ大学が、プロパイロットコースの単発訓練機としてシーラスSR20を導入しました。

スクールカラーの赤に塗装された10機が納入され、アメリカ西部の大自然の中でミッションをスタートさせています。

サザン・ユタ大学航空プログラムのディレクターであるMichael Mower氏は、シーラス機の最も素晴らしい点として、緊急用パラシュートシステム「CAPS」を挙げています。

“万が一墜落事故が起こった際にも命が助かるパラシュートシステムを搭載したシーラス機は、学生の命を預かる訓練機としては最適で、親御さんにとってもサザン・ユタ大学の訓練プログラムへの参加を後押しできる一因になる”とMower氏は述べています。

また、同校の校長であるScott L Wyatt氏は、シーラス機がエアラインの運航を想定した訓練ができる最新のコックピットシステムを備えている点について触れ、“シーラス機の導入によって、サザン・ユタ大学は世界で最も高度で安全なトレーニングを提供できるようになるだろう”と期待を込めています。

サザン・ユタ大学は、スカイウェスト航空と提携してキャリアパスを形成し、同社からの奨学金制度を設けたことで、固定翼コースの入学希望者が300%も増加したそうです。

アメリカではサザン・ユタ大学のほかにも、パデュー大学やセントルイス大学といった名門校の航空学科が、シーラスSRシリーズを訓練機に採用しています。

世界的にパイロット需要が高まる今、シーラス機の無比の安全性と最新鋭のシステムが、各校のプロ・パイロット養成プログラムに寄与することを願うばかりです。

サウスダコタ州キーストーンのラシュモア山国立記念公園
サウスダコタ州キーストーンのラシュモア山国立記念公園
 
ワイオミング州のデビルスタワー
ワイオミング州のデビルスタワー

CIRRUS JAPAN

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Mon, 23 Oct 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[空の日フェスタ in 天草空港 2017]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/10/20/370 既に台風の影響でパッとしない天気が続く鹿児島です。今週末は、ほどほど荒れそうで、ちょっと憂鬱。皆さんも十分にお気をつけ下さいね。

いつも当ブログをお読みいただき、ありがとうございます。JGAS鹿児島フライトトレーニングセンター 運航本部長の山口です。

天草空港の空の日イベントに参加しました!

9月20日は「空の日(そらのひ)」。この日を中心に、日本各地の空港で各種イベントが開催されていることは皆さんもご存じでしょう。今月の10月1日(日)に、弊社JGAS鹿児島FTCは、主に連続離着陸(タッチ・アンド・ゴー)訓練を行っている天草空港(熊本県)の「空の日フェスタ in 天草空港 2017」に参加しました。

空の日フェスタ in 天草空港 2017
昨年は参加しませんでしたが、今年は午前と午後の2回、JA01TCによる連続離着陸訓練の様子を披露しました
 
空の日フェスタ in 天草空港 2017
模擬店が並ぶイベント会場。すっきりとした秋晴れには恵まれませんでしたが、逆に過ごし易い天気で、家族連れの姿が多くみられました

折角の機会なので、連続離着陸訓練の展示飛行は訓練生にやってもらうことに。当日は、朝早く鹿児島空港を出発し天草空港へ向かいました。一旦、機体を駐機場に停め、イベント会場に弊社の専用ブースを設営。パンフレットとノベルティグッズ2種(弊社謹製クリアファイルと子供向け塗り絵)を並べ、来場者に配る計画です。

空の日フェスタ in 天草空港 2017
制服姿の訓練生は、やはり珍しいのか来場者から盛んに話しかけられていました
 
空の日フェスタ in 天草空港 2017
弊社のブースの様子。奥の衝立には、飛行機の解説や民間航空操縦士訓練学校の紹介などを掲示。手前のテーブルにはパンフやノベルティを置き、弊社ウェブページもご覧いただけるようにしました

午前と午後の飛行展示の合間には、制服姿の訓練生と話し込む子供の姿も。また、民間航空操縦士訓練学校への入校を検討している方からの質問も受け付けるなど思いのほか忙しく、私自身は、他のブースを覗いたり、模擬店で何か買ったりといったことは、ほとんどできませんでした。

もっと身近な空へ

空の日イベントは、航空を身近に感じていただき、航空に興味を持っていただく趣旨で実施されています(標語:もっと感動、空はフロンティア)。私も、かつて羽田空港や中部空港などのイベントに参加したことがありますが、これら大規模空港でのイベントとは異なり、天草空港のイベントは地域の皆さんにお祭りとして定着しているようで、とてもアットホームな雰囲気が印象的でした。

空の日フェスタ in 天草空港 2017
JALさんのブースでやっていた飛行機釣りの様子。とにかく子供が多く、ここ天草に少子高齢化の問題などないのでは?と思うほど

とにかく家族連れが多く、子供も多い。日本の将来の空を支える子供たちに、もっともっと飛行機に興味を持って欲しい、飛行機を身近に感じて欲しい、と、訓練生も一緒になってイベントを盛り上げました。

空の日フェスタ in 天草空港 2017
タイトル背景の写真は、天草空港 R/W 31への最終進入の様子。上の写真は、天草空港を滑走路側から見たところ

天草空港は、これからもずっとお世話になる空港です。空の日フェスタ in 天草空港は、地元の天草エアラインさんが積極的に関わり、地域密着型で育ててきたイベントのようですが、これからは弊社も継続して参加して参りたいと考えています。

空の日フェスタ in 天草空港 2017
無事、展示飛行を終えて帰投。鹿児島空港R/W 16への最終進入の様子

天草の皆さん、また来年お会いしましょう!

民間航空操縦士訓練学校についてのご質問・ご相談・お問い合わせは、メールやお電話でお受けしております。こちらよりお気軽にお問い合わせください。


民間航空操縦士訓練学校

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Fri, 20 Oct 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[レッドブル・エアレース 最終戦]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/10/16/368 レッドブル・エアレース最終戦が、現地時間の10月14日・15日、米国インディアナ州の「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」で開催されました!

レッドブル・エアレースとは、国際航空連盟(FAI)公認の飛行機レース世界選手権です。レース仕様のプロペラ機に乗ったパイロット達が、超低空でスピードを競う大迫力の航空レースで、「世界最速のモータースポーツ」「空のF1」とも呼ばれます。

2017シーズンは世界各地8ヶ所でレースが行われます。各レースごとに順位に応じたポイントが与えられ、シーズンを通じて最多ポイントを獲得したパイロットが総合優勝者「Red Bull Air Race World Champion」となります。

日本人パイロットの室屋義秀選手は、キャリアで最も好調なシーズンを過ごしてきました。千葉で開催された第3戦とブダペストで開催された第4戦、そして先日ドイツで開催された第7戦で優勝。シーズン序盤からワールドチャンピオンの座を争ってきた首位のマルティン・ソンカ選手まで、あと4ポイントと迫る総合ランキング2位で最終戦を迎えました。

そして、当ブログで度々ご紹介していますが、弊社が代理店を務めるアメリカの航空機メーカー「シーラス・エアクラフト社」がスポンサーになっているマイケル・グーリアン選手。積極的に攻める姿勢が身上のグーリアン選手は、ペナルティを与えられることが多く、思うような結果を残せないシーズンになっています。表彰台に上がったのは、カザンで開催された第5戦だけ。最終戦では来季に繋がるフライトを見せたいところです。


最終戦の舞台となる「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」は、米国インディアナ州インディアナポリス市郊外にある、1909年に開設された歴史あるサーキットです。世界的に有名なアメリカンモータースポーツイベント「インディ500マイル」が行われることで知られています。


強風が吹く中、予選を1位で通過したのは、1:04.149を記録したオーストラリア出身のマット・ホール選手でした。チェコ出身のペトル・コプシュタイン選手がわずか0.241秒遅れの1:04.390で2位通過。3位のフアン・ベラルデ選手とは1秒以上タイムが離れており、上位二人の独走でした。

エンジンの調整が悪くスピードが出なかったという室屋選手は、コース取りにも苦労し2秒のペナルティを与えられて11位通過。グーリアン選手はこの日の天候に戸惑いながらも8位で予選を通過しました。


Round of 14(本戦 第1レース)で、室屋選手は、いきなり総合ランキング1位のマルティン・ソンカ選手と対戦!シーズン序盤からワールドチャンピオンの座を争ってきたライバル同士の対決が実現しました!

室屋選手はゲート通過時の姿勢で2秒のペナルティを受けてしまいましたが、ソンカ選手はパイロンヒットで3秒のペナルティ。予選とは違う風向きの強風に多くの選手が翻弄される中、早くも頂上決戦に決着がつきました。

一方、グーリアン選手は、フランスのニコラス・イワノフ選手と対戦!相手が7秒ものペナルティを受けたため、まったく危なげなく次のレースへ駒を進めました。


続くRound of 8(本戦 第2レース)。

フランス出身のミカエル・ブラジョー選手と対戦した室屋選手は、互いにノーペナルティながら2.5秒以上の大差をつけてFinal 4進出を決めました!

一方のグーリアン選手は、スペイン出身のフアン・ベラルデ選手と対戦。パイロンヒットで痛恨のペナルティを受け、ここであえなく敗退となりました。

そして、室屋選手とソンカ選手の頂上対決は終わったかに思われましたが・・・。Round of 8には、Round of 14の勝者7人と、敗者の中で最もタイムが速かった1人が進出しますが、ソンカ選手がその最後の一人としてRound of 8に勝ち上がってきました!ここでマット・ホール選手を下してFinal 4進出を決めたため、室屋選手とソンカ選手の対戦が決勝で再び実現しました。


そしてついに、レッドブル・エアレース2017シーズン最終戦の勝者を決定するFinal 4の幕が切って落とされました。

Final 4で、最初にフライトしたのは室屋選手。ここで何といきなりトラックレコードを1秒以上更新するパーフェクトなフライトを披露!1:03.026という驚異的なタイムを叩き出しました!

後続のマティアス・ドルダラー選手、フアン・ベラルデ選手、マルティン・ソンカ選手も追いつくことができず、2位に2.52秒もの大差をつけて室屋選手が優勝!これによって室屋選手は、アジア人初のレッドブル・エアレース、ワールドチャンピオンになりました!

振り返ってみれば2016年、千葉で開催された第3戦で、室屋選手は日本人パイロットとして初優勝を果たしました。そして今季は、千葉の第3戦を含む4回の優勝!今季ワールドチャンピオンの座を手にした室屋選手の数々のフライトは、我々日本のファンだけでなく、世界中のエアレースファンを魅了したことでしょう。本当におめでとうございます!

そして、当ブログでレポートを続けてきたマイケル・グーリアン選手の最終順位は9位でした。グーリアン選手はきわどいコースを攻めるあまり、ペナルティを与えられることが多く、思うような結果を残せない試合も多くありました。2018シーズンに向けてポジティブなスタートを切る予定だとコメントし、来季こそ飛躍を遂げるシーズンになることを誓いました。

こうして、レッドブル・エアレース2017シーズンは幕を閉じました。選手の方々の健闘を称えると共に、来季も熱い戦いが繰り広げられることを期待しましょう!

最後まで当ブログの試合レポートをお読みいただきありがとうございました!


レッドブル・エアレース公式サイト(日本語)
http://www.redbullairrace.com/ja_JP

マイケル・グーリアン選手 チーム公式サイト(英語)
http://mikegoulian.com

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Mon, 16 Oct 2017 13:42:23 +0900
<![CDATA[Pilot の自己管理について]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/10/12/366 夏の猛暑がどこに行ったのか?と思うような日々が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

実りの秋を迎えて巷では美味しいものがたくさん出回ってくる季節ですね。

世間では天高く馬肥える秋などと言って体重増加を礼賛していますが、そんなこと言っていられないのがパイロットの身体検査です。

若い頃は多少の暴飲暴食でも一時的な検査値異常は克服できますが年齢を重ねるにつれて機能不全が顕著に表れてくるようです。

私の場合、航空身体検査証明書には付加事項の記載がないのですが、循環器系に若干の不具合があり基準に合致した薬の服用が義務付けられています。

他にも身体検査基準には規定されていない部分の劣化も進んでいるようです。

先日、服用義務の薬の処方を受けに行った際に、お医者さんから “葉物類、肉、魚は通常通り摂取してもいいですけどイモ類やでんぷん質は控えてください” と栄養指導されました。 

“お酒は必需品じゃなくて贅沢品ですからね“ とも念を押されてしまいました!

鹿児島に住んでいておいしい焼酎を飲めないなんて・・・・

焼酎 茜霧島

飲んじゃいけないとは言われていないので適度に摂取するのはいいのかしら?

などと勝手に解釈していますが、その結果は数値に現れるので胡麻化すことは出来ません。

この仕事を続けていく為には自分の体の状態を客観的に観察して自己節制をし続けなければならないのは致し方のないことなのでしょうねぇ

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Thu, 12 Oct 2017 09:00:00 +0900
<![CDATA[民間航空操縦士訓練学校3期生 入校おめでとう!]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/10/05/367 こんにちは。いつも当ブログをお読みいただき、ありがとうございます。民間航空操縦士訓練学校 運航本部長の山口です。

10月2日(月)民間航空操縦士訓練学校 第3期生が入校しました。入校、おめでとうございます。そして、ようこそ鹿児島へ!

みなさんはプロ・パイロットを目指して、ここに集いました。同期と共に、厳しく辛い訓練を、楽しく有意義に乗り越えていって欲しい。プロになることの意味を、ここで掴み取って欲しい。

民間航空操縦士訓練学校 第3期生 入校式
新たに入校した第3期生と在校生。入校式には在校生も参加します。入校式は、在校生にとっても初心に還る良い機会なのです

プロとは、座学で「これがプロだよ」と教えられるものではありません。卒業までには、数々の壁があります。その全部を乗り越えなければ、就職はおろか、卒業すらできません。嫌になること、投げ出したくなることもあるでしょう。そんな時は初心に還って、自分はなぜここに居るのか、何のために苦労しているのか、改めて想い出して下さい。そして、ああ、自分はプロになるための過程にいるのだと、これがプロになるために必要なことなのだと、そう思って下さい。そうしていつしか、プロという存在の意味を知ることになるのです。


仲間と共に・・・

民間航空操縦士訓練学校は全寮制を採っています。校舎(格納庫)にほど近い場所の借り上げアパートの1室を2名でシェアします(もちろん男女別ですよ)。生活を共にし、互いに切磋琢磨することにより、知識の定着や課題の抽出力を高める効果がありますが、もちろん、その目的のためだけに全寮制を採っているわけではありません。

全寮制では、訓練生同士の生活圏が重ならざるを得ないため、様々な軋轢も生じます。決して、いつもいつも仲良く楽しく… というわけにはいきません。我慢することも多いでしょうし、時には声を荒げて衝突することもあるかもしれません。全寮制には、メリットだけではなく、生活上のデメリットも多いのです(メリットとしては、コスト面が最も大きな要素でしょうか)。

民間航空操縦士訓練学校 学生寮   民間航空操縦士訓練学校 学生寮
寮の個室は、身の回り品だけを持参すれば生活できるよう、一通りの家具が備え付けられています。安心して訓練に専念して下さい

そのデメリットをメリットに変える知恵が訓練生には求められます。そして、その知恵は就職後に生きてくる。副操縦士昇格訓練では、必ず2名ペアで型式限定取得訓練および技能審査をクリアしなければなりません。多くの場合、短期借り上げのマンスリーマンションやホテルに缶詰になって訓練を受けることになります。

生まれて初めて、そのような状況に置かれる訓練生と、共同生活の経験がある訓練生とでは、どちらがよりストレスなく訓練を受けることができるのかは、言うまでもないでしょう。たとえ共同生活が辛くても、それを乗り越えることもまた、将来に繋がる大切な訓練の一環なのです。

民間航空操縦士訓練学校 第3期生 入校式
訓練開始証書の交付。只野校長より、新入生一人ひとりに訓練が始まる旨が伝えられ、証書が渡されます


自己紹介も訓練の一環

新入生の自己紹介は初々しさに溢れています。いよいよ訓練が始まるんだという喜びと、これからの訓練に対する不安がない交ぜになった、とても複雑な表情で挨拶する姿が印象的です。

民間航空操縦士訓練学校 第3期生 入校式
新入生の自己紹介。いつか、この日の自分の挨拶を想い出して、苦笑いする日が必ずきます

入校式では、新入生の自己紹介だけでなく、在校生の自己紹介の時間も設けています。入校式は、在校生にとっても「初心に還る場」であるとお話ししましたが、自己紹介も訓練の一環です。少し考えてみれば解る通り「自己を表現する」ことは、就活の面接において、とても重要な要素です。場数をこなすことで、自然に自分自身を表現できるようになります。

民間航空操縦士訓練学校 第3期生 入校式
在校生の自己紹介。さすが先輩というべき落ち着いた挨拶が、彼らの成長を感じさせます

在校生の自己紹介は、先輩として後輩を助けること、また頼られることによる自身の更なる成長を語ることが多いのですが、それはとりもなおさず「仲間の存在の大切さ」を身に沁みて感じているからに他なりません。

先輩と後輩の繋がり、同期との繋がり… もちろん教官との繋がり。いろいろな繋がり、関連性の中で訓練生は育つのです。

さあ、第3期生のみなさん、一緒に夢に向かって羽ばたきましょう! この日が、貴方たちにとって記念すべき日で在り続けることを、私たちは希望して止みません。


民間航空操縦士訓練学校についてのご質問・ご相談・お問い合わせは、メールやお電話でお受けしております。こちらよりお気軽にお問い合わせください。


民間航空操縦士訓練学校

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Thu, 05 Oct 2017 15:48:38 +0900
<![CDATA[グリスガンスタンド]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/10/02/365 みなさまこんにちは。JGAS Aero Partsです。

10月になりましたね。このブログが公開される10月2日には来年4月に新卒入社する新入社員の内定式と懇親会が行われる予定です。

さて、先日のブログでご紹介したグリスガンスタンドがようやく完成しました!

先日アップしたものと比較すると若干の改良が加えられ、このような完成形となりました。

グリスガンスタンド   グリスガンスタンド

このスタンドごと持ち運びが出来るようにハンドルが装備されました。

グリスガンスタンド

白のバンドは、グリスガンスタンドに固定出来るようにしたものですが、グリスガンを使用する際はそのまま使用します。

グリスガンスタンド

このツメに引っ掛けられるようになっています。

早速、鹿児島事業所でトライアル使用が開始されるようですが、現場の整備士から「便利!」と言われれば、販売も開始したいと思っています!

今後も、「こんなのあったら良いな」を形にしていくJGAS Aero Partsでした。


航空機部品販売のJGAS Aero Parts

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Mon, 02 Oct 2017 09:26:59 +0900
<![CDATA[エミレーツ航空にシーラスSR22をデリバリー]]> http://www.jgas-aircraft.co.jp/blog/2017/09/28/364 シーラス・エアクラフト社は、中東ドバイのエミレーツ航空が設立した「エミレーツ・フライトアカデミー」の訓練機となる22機のSR22のうち、最初の2機のデリバリーを完了しました。

米国ミネソタ州ダルースで製造された機体は、テネシー州ノックスビルのデリバリーセンターでテストフライトを終えると、大西洋を横断する13,000キロ超の長旅に出ました。1日の飛行時間は平均5時間以上、経由地点は10ヵ国にまたがる11箇所という、壮大な旅です!

ノックスビルを出発した2機は、ニューハンプシャー州ポーツマス、カナダのセント・ローレンス川河口近くの街セティルを経て、カナダ・バフィン島南部の街イカルイトに至ると、そこから大西洋横断をスタート。

グリーンランドのヌーク、アイスランドのレイキャビクを経て、英国スコットランドのウィックにたどり着くまでのルートが、この長旅で一番の難所でした。

そこから2機は、英国ノーサンプトンシャー州のシウェル、ベニス、クレタとヨーロッパを南下し、ヨルダンのアカバ、バーレーンを経て、ようやく最終目的地のドバイにたどり着きました。

エミレーツ・フライトアカデミーのSR22訓練機 空輸経路

エミレーツ・フライトアカデミーは、2017年11月、ドバイ国際空港の南約50キロに位置するアール・マクトゥーム国際空港で開校する予定です。

同空港はまだ建設途中で、現在は部分開業したターミナルを一部の航空会社が使用している状態ですが、2027年にすべてが完成した暁には、世界最大の国際空港になる計画です。

そんな空港の中で、エミレーツ・フライトアカデミーには、1,800メートルの専用滑走路、そしてなんと、専用の管制塔が用意されます!

広大な学校の施設内には、教室やフライトシミュレーターなどの訓練設備のほか、学生寮、病院、マーケットや理髪店、レクリエーション施設などが揃っています。

600人の訓練生を同時に受け入れることができる体勢になっており、エミレーツ航空の自社養成パイロット訓練のほか、将来的には他社のパイロット養成も受託する予定です。


訓練期間は3年~3年半程度。卒業後はすぐに副操縦士として乗務することになるため、訓練初期から一貫してエアラインの運航見据えた教育を行います。

基礎訓練を行う機体はシーラス社の「SR22」、上級訓練を行うのはエンブラエル社の超軽量ジェット機「フェノム100EV」です。

シーラスSRシリーズは、FMSキーボードコントローラーや、手動操縦中に速度等が危険な値になると自動で姿勢を立て直してくれる「自動リカバリーシステム」など、エアライン機に近い装備を搭載している画期的な小型飛行機です。

初等訓練の段階から将来操縦するエアライン機と近い環境に身を置けることから、ルフトハンザ航空のグループ企業であるルフトハンザ・アビエーション・トレーニングや、独立行政法人 航空大学校も、シーラスSRシリーズを訓練機に採用しています。

エミレーツ・フライトアカデミーでは、2017年11月に、SR22を用いた飛行訓練が開始される予定です。最新の訓練学校で、どのような訓練プログラムが提供されるのか、非常に興味深いですね。

今後も続報が入りましたら、こちらのブログでお伝えいたしますので、ご期待ください!

CIRRUS JAPAN

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Thu, 28 Sep 2017 09:10:04 +0900